発売と同時にバカ売れして供給が追いつかなくなり、販売休止にもなったヨーグリーナ。
すごい美味しいよね!
なかなか売ってないのが残念なくらい!
美味しいのは間違いないのですが、水の代わりに飲んだら太るのでしょうか。
そこで今回は…
- ヨーグリーナを飲むと太るの?
- ヨーグリーナは腸内環境を整えるって本当?
- ヨーグリーナを飲むと糖尿病になるの?
- ヨーグリーナはダイエット中でも飲んで良い?
を中心にまとめています!
2015年に発売されて以来ファンが多いヨーグリーナ。
魅力はもちろん、注意する点も紹介していますのでぜひ参考にしてくださいね♪
ヨーグリーナは太る?
ヨーグリーナはいつでも美味いんじゃ^ ω ^ pic.twitter.com/sivlUKjsAK
— Rain (@8LDJNHTVPIYwVgb) June 14, 2024
ヨーグリーナは砂糖が入っているので、水の代わりのように飲むと太る可能性があります!
ヨーグリーナは清涼飲料水というものに分類されますが、普通に砂糖、入ってますよ。
美味しいもんね。
そりゃ砂糖入ってるよね。
水のようにガブガブ飲むとその辺のジュースと同じような糖質量を摂ることになるので飲み過ぎには注意が必要ですよ。
カロリーと糖質を含めて詳しくみていきましょう!
カロリーや糖質
ヨーグリーナは1本130kcal、糖質32.9gと以外にもカロリー・糖質のある飲み物!
ヨーグリーナは水のような見た目をしていますが、実際の栄養成分はどうなのでしょうか?
同じくらいのカロリーと糖質量の清涼飲料水を探してみると、ポカリスエット500ml1本と同じくらいでした。
ヨーグリーナとポカリスエットを比較してみましょう!
ヨーグリーナの栄養成分表示
ヨーグリーナ 100ml | ヨーグリーナ 540ml | 500ml | ポカリスエット|
エネルギー | 24kcal | 130kcal | 125kcal |
たんぱく質 | 0g | 0g | 0g |
脂質 | 0g | 0g | 0g |
炭水化物 | 6.1g | 32.9g | 33.5g |
食塩相当量 | 0.08g | 0.4g | 0.06g |
ミルクオリゴ糖 | 10mg | 54mg | – |
カリウム | 1mg未満 | 5.4mg | 100mg未満 |
リン | 1mg未満 | 5.4mg未満 | – |
透明だしほぼ水だと思ってたけど、結構カロリーあるんだね!
運動後に飲むことを想定して作られてあるポカリスエットとほぼ同じカロリーと糖質量!
水だと思って飲んではいない理由がわかりましたね。
あくまでもジュースやスポーツ飲料などと同じ種類のものだと思って飲みましょう。
含まれている砂糖の量
ティースプーンに砂糖をのせると1杯で約4g。
ヨーグリーナはティースプーン約8本分相当に!
なんかイマイチイメージ湧かないけど多いのかな?
WHOが示す食事以外での砂糖の摂取量
砂糖などの糖類の摂取量については、2015年に世界保健機関(WHO)が指針を発表しています。それによると、肥満や虫歯を予防するために、砂糖などの糖類を1日に摂取するカロリーの5%未満に抑えるべきだとされています。平均的な成人で1日およそ25g(ティースプーン6杯分)の計算です。
参考元:大樹生命保険株式会社 砂糖との健康的な付き合い方
これは嗜好品類の砂糖の量を25g以内で収めるのが健康的に良いという意味です。
これに沿うとヨーグリーナ1本で1日の糖質量は超えているのでお菓子なども食べていけないことに。
ヨーグリーナをおやつにするのはちょっと物足りないよね。
ちなみに他の飲み物では
500ml1本あたりの糖質とティースプーン
- コカコーラ
糖質56.5g…約14杯 - CCレモン
糖質50.0g…約13杯 - 午後ティーストレート
糖質20.0g…約5杯
500ml1本でたくさんの砂糖が入っているのがわかって少し怖いですよね。
つまり砂糖はあまり摂っていないようにみえても甘い清涼飲料水を1本でも飲むと砂糖は思ったよりたくさん摂れてしまうということです。
ヨーグリーナもそうですが、甘い清涼飲料水の飲み過ぎには注意しましょう!
飲み過ぎは太る
1本でも飲み過ぎになってしまいますよ。
WHOの指針に従うと、1日に嗜好品で摂って良い糖質量は25g。
ヨーグリーナには540ml1本で約33gの糖質が含まれていましたよね。
1本飲んでしまうとオーバーしてしまいます。
じゃあ糖質25gに収まるギリギリの量ってどのくらいなのかな?
400mlで糖質24gなので、1日に飲んでも良いヨーグリーナの量は400mlまで!
ちょっと残すといった量ですね・・・。
しかし間食のことなどを考えるともう何も食べられなくなってしまいます。
ヨーグリーナを間食として400mlしっかり飲む!という人は別として、少し何かつまんでヨーグリーナも飲みたいという人もいますよね。
その場合は200ml〜300ml(糖質量:12.2g〜18.3g)を飲むのがちょうど良いのではないかと思います。
ヨーグリーナみたいな体に良さそうなものでも適度に飲むのが大切なんだね。
ヨーグリーナを飲んで得られる効果
ヨーグリーナには乳酸菌とミルクオリゴ糖が含まれているので腸内環境を整える働きがありますよ。
乳酸菌を摂るためにヨーグリーナをがぶ飲みするのはいただけませんが、適量を守れば乳酸菌の恩恵を受けられます!
どんな恩恵が受けられるのかみていきましょう。
乳酸菌が腸内環境を整える
乳酸菌には腸内での悪玉菌の繁殖を抑える効果がありますよ♪
ヨーグリーナにはホエイを発酵させるために乳酸菌が含まれています。
透明なのにヨーグルトの味がするのはこのホエイのおかげなんだとか。
前に発売してた「プロテクト乳酸菌W」は10億個の乳酸菌が含まれていたよね!
乳酸菌の数が記載されていないヨーグリーナもありますが乳酸菌は間違いなく含まれています!
乳酸菌の役割
乳酸菌は発酵によって糖類から乳酸を作り出す微生物の総称を言います。
大腸菌などの悪玉菌の繁殖を抑えてお腹の中を整える効果がありますよ。
そして乳酸菌の中には
- プロバイオティクス
生きて腸まで到達できる有用な菌。 - プレバイオティクス
プロバイオティクスを増やす餌となり、プロバイオティクスの増殖を助ける菌。
ミルクオリゴ糖はプレバイオティクスに当たります!
ミルクオリゴ糖の役割
- ミルクオリゴ糖は胃や小腸で分解されることなく大腸まで届く。
- お腹の中にいる乳酸菌やビフィズス菌などの腸内環境を整える菌(善玉菌)の餌となり、善玉菌が増えるのを助ける。
- 腸内環境が整う♪
このように乳酸菌とそれを増やす役割のミルクオリゴ糖を含むヨーグリーナは画期的な飲み物ですね!
適量を守れば美味しく腸内環境を整えられそう!
脱水予防
食塩と糖質を適度に含んでいるので脱水予防にもGOOD!
年々暑くなる夏。
暑くなる日は決まって熱中症予防の注意喚起がなされますよね。
熱中症の裏には必ず脱水が隠れています。
体内の水分や塩分のバランスを整えて脱水を予防することが熱中症を防ぐと言われていますよ!
日本スポーツ協会が推奨
ヨーグリーナは当てはまっていてちょうどいいね!
暑い日は特にこういった水分補給は大切になるので、ぜひ上手にヨーグリーナを活用しましょう♪
ホエイが免疫機能を高める
成分に含まれる乳清発酵液=ホエイ。
感染症予防に高い予防効果を発揮し、体調が崩れるのを防ぎますよ。
透明な液体なのにヨーグルトの味がすると話題になったヨーグリーナ。
透明な乳成分ホエイを乳酸菌で発酵させて添加してあるのでヨーグルトの味がすると謳われています。
ではホエイとはなんなんでしょうか。
ホエイとは「乳清(にゅうせい)」または「乳漿(にゅうしょう)」と呼ばれるたんぱく質。
牛乳やヨーグルトから脂肪分やガゼインを取り除いた液体部分を指しますよ。
イメージしやすく言うとヨーグルトの上澄みにある透明な液体のことだね!
ホエイの効果
- サルモネラ菌や肺炎レンサ球菌などに高い予防効果があるとされています。
- 体内の免疫システムに働く「グルタチオン」を増加させる効果も。
- グルタチオンはウイルスや細菌などの異物から体を守ってくれる!
ホエイは分解されくい形をしているので、腸管にそのまま届き腸内に長く留まることができます。
長く留まることで、異物の侵入を防ぐことができますよ。
そして聞きなれない名前の「グルタチオン」。
体内の免疫システムに働いて免疫機能を強化させますが、食品で摂取すると吸収されにくいのが難点。
ホエイを摂取すると、グルタチオンを体内で増加させる効果が期待できます!
グルタチオンはインフルエンザウイルスと戦ったり、アレルギー症状の予防や緩和なども期待されているんですよ。
風邪をひきやすい冬にヨーグリーナで予防できるかな?
ヨーグリーナを飲み過ぎると糖尿病の危険も
ヨーグリーナを飲み過ぎると糖尿病になる危険性は十分あります!
ヨーグリーナには先ほど32.9g、ティースプーンで8杯分の砂糖が入っているとありましたね。
こういった甘い砂糖入りの飲み物を飲み続けると血糖値が急上昇して「ペットボトル症候群」になると言われています。
ペットボトル症候群って何?
甘い清涼飲料水をたくさん飲むと血中のブドウ糖やケトン体が高くなります。
その結果、下記の症状が現れますよ。
- ひどい喉の渇き
- 多尿
- 倦怠感
- 腹痛
- 吐き気
急激に発症する糖尿病と言われ、高血糖と高度脱水を伴い、放置すると昏睡状態にまで陥ります。
え、飲みすぎただけでこんなになっちゃうの?
さらに、こういった清涼飲料水を飲み過ぎると…。
女性は特にコーラや果汁飲料水(100%未満)を飲む量が多いと糖尿病の発症リスクになると言う研究結果もありますよ!
清涼飲料水といったくくりの中で、
- コーラや果汁飲料(100%未満)
- 100%果汁ジュース
- 野菜ジュース
に分けて5年後、10年後の糖尿病発症リスクを追った研究では、1が一番糖尿病リスクの発症が高かったそうです。
ヨーグリーナにも「蜜りんごヨーグリーナ」や「ブルーベリーヨーグリーナ」も発売されていました。
1の果汁飲料にあたりますので、ヨーグリーナも注意が必要ですね!
果物の味が添加されていないヨーグリーナでも、糖尿病リスクは上がると考えて飲み過ぎには十分注意しましょう。
ヨーグリーナのダイエットに効果的な飲み方
ここまででヨーグリーナには長所も短所もあることがわかりました。
じゃあヨーグリーナを太ることなく飲むにはどうすればいいかな?
ヨーグリーナをダイエット中に飲む時に注意するポイントは以下の通りですよ♪
- 飲む量を1日1本までにする!
- 活動的な昼間に飲む。
- ロカボを意識して飲む量を調整する。
詳しくみていきましょう!
1日1本まで
最大1日1本までで収めるようにしましょう!
ヨーグリーナには砂糖が約33gも含まれているので、1日1本でも若干多いです。
2日で1本飲み切るくらいが本当はベスト!
でも美味しくて全部飲みきっちゃうよね。
1日1本飲むなら
- 毎日は飲まないようにする。
- 1回で1本飲み切らないように注意する。
(急激な血糖値上昇を防ぐため。)
など工夫しましょうね!
昼間に飲む
汗をかく日中に飲むと効果的!
夏はとにかく暑いですよね。
運動をした時はもちろん、汗をかく時はこまめな水分補給が必要です!
先ほどヨーグリーナには水分補給として理想的な糖分と塩分が含まれているとありましたね。
理想的な水分補給の濃度
ヨーグリーナは100mlで糖質6.1g、塩分は0.08gだったね。
塩分はほんの少しだけ少ないですが、0.02gは誤差の範囲!
ダイエットを考えてヨーグリーナを一切の無駄なく飲むなら、熱中症予防に活用しながら飲みましょう♪
他の食事で摂る糖質を意識する
1日糖質摂取量を70〜140g以内で意識して、ヨーグリーナを組み込みましょう!
ロカボって知っていますか?
簡単に言うとカロリーは同じでも糖質が多いと食後高血糖を起こすので、糖質を控えた食事をしようと言うものです。
ロカボの基準
例えば朝食で考えてみると…
- 1日分の野菜ミネストローネスープ
111kcal、糖質23g - セブンサラダチキンバー(バジル&オリーブ)
59kcal、糖質0g - ヨーグリーナ200ml
48kcal、糖質12.2g
合計218kcal、糖質35.2g
このように1食の糖質量が40g以内のところにヨーグリーナを適量添えて飲むこともできます!
どうしてもヨーグリーナをできる限りの量飲みたいと言う人は1食や1日の糖質量を意識してみるのも手ですよ♪
このスープは野菜も多く、満足度が高いので糖質を抑える食事の時にとってもいいよ!
ヨーグリーナは太るか・飲んで得られる効果まとめ
いかがでしたでしょうか。
ヨーグリーナは太るのかを紹介してきました。
- ヨーグリーナには砂糖が含まれているので水のように飲むと太る可能性は大!
- 嗜好品での1日の砂糖の摂取量は25gで、ヨーグリーナは1本約33gの砂糖を含みます。
- 飲み過ぎは糖尿病やペットボトル症候群を招くので要注意!
- 1日最大で1本まで!
適量は200〜300ml程度がベストですよ。 - 免疫力を高める成分ホエイ、他にも乳酸菌やミルクオリゴ糖を含むので腸内環境が整います♪
- 適度な糖質と塩分を含むので暑い日の熱中症予防や脱水に効果的!
ヨーグリーナは適度に飲めば腸内環境も整い、熱中症予防にもなる優れものです。
地域によってはあまり見かけないこともあるので見つけたらぜひ買ってみてくださいね。
その際はぜひ今回の内容を参考にしてください♪