納豆は夜だと太る?ダイエット中におすすめの食べ方・効果も解説

納豆は夜だと太る?ダイエット中におすすめの食べ方・効果も解説

納豆は日本が誇る発酵食品、テレビや雑誌でもその栄養価はよく紹介されていますよね♪

納豆は太ることはなさそうだし、絶対ダイエットに向いてるでしょ?

そうなんです、ダイエットにおすすめの納豆ですが、食べ方によっては太ることがあるんですよ!

えっ!納豆を朝・昼・夜と食べる習慣なんだけど、これって太る?

納豆を朝か夜の食事で食べている方は多いと思いますが、気になる話題ですよね?

納豆のダイエット効果を最大限に引き出すため、栄養価、太りにくい食べ方などご紹介します!

目次

納豆を夜に食べると太る?

升に入った大豆と、お皿に盛られた納豆が並んでいる画像

納豆は食べ過ぎたり、夜遅い時間に食べると太る場合がありますよ!

納豆は低カロリー・低糖質でダイエットや糖質制限に向いています。

でも、ダイエットに向いているからと安心して、小腹がすくたびに食べていると太ってしまいますよ!

ダイエット中、納豆を食べる時間帯、量など気をつけるポイントをご紹介しますね。

食べ過ぎは太る

低カロリー・低糖質といっても、食べ過ぎは太る原因になるので注意しましょう。

納豆の栄養成分表示の画像

メーカーによって違いはありますが、納豆は1パックあたり約80kcal、栄養価が高いのに低カロリーなのが魅力!

でも、安心して食べ過ぎると食べた量に比例してカロリーを多く摂ることになるので、ダイエット的にはNGです。

納豆だけを食べるのは、栄養バランスが悪くなる可能性があるので注意しましょう。

納豆と一緒に食べる食材を工夫して、いろんな栄養素を摂るように心がけたいですね!

夜食として食べると太る

夜食として食べるとき、一緒に食べる食品によっては太る場合がありますよ!

夜中だけどおなかがすいたな。納豆は低カロリーだから食べていいかな?

でも、納豆だけでは物足りないからちょっとご飯も食べちゃおう・・・なんて、なりがちですよね?

もう後は眠るだけというときに、カロリーや糖質が多いものと一緒に食べるのはやめましょう!

納豆だけでなく、ダイエット中に夜食を食べると太る原因になりますよ!

納豆がダイエットに向いている理由

英語でPROTEINと書かれた小さな黒板の周りに、豆や豆腐など食品が並べられている画像

納豆は低カロリー・高タンパク食品、さらにダイエットに効果的な栄養素がたくさん含まれていますよ!

納豆に含まれている栄養素

  • タンパク質
  • 食物繊維
  • 脂質
  • ビタミン
  • ミネラル
  • ナットウキナーゼ
  • 大豆イソフラボン

ずらりと並ぶ栄養素、納豆にはダイエットに嬉しい効果がある栄養素がいっぱい!

どんな効果が得られるのか詳しく見ていきましょう!

筋肉の合成を助ける

納豆を食べると、体を作るために必要なタンパク質を摂ることができますよ!

1日に必要なタンパク質量の目安

  • 男性 約65g
  • 女性 約50g

納豆1パック(40g)にはタンパク質が約7g含まれていて、女性の摂取量目安1日分の約1/7程度になります。

納豆は大豆からできる植物性食品ですが、肉類や魚・卵と同じく良質なタンパク質を含んでいますよ。

タンパク質は人間の体を作る大切な栄養素ですよ!

タンパク質から作られる組織

  • 筋肉
  • 臓器
  • 皮膚や髪

納豆にはタンパク質を構成する20種類のアミノ酸のうち、9種類の必須アミノ酸も含まれていますよ!

アミノ酸の違い

  • 非必須アミノ酸
    • 体内で合成できるアミノ酸です。
  • 必須アミノ酸
    • 体内では合成されないので、食事から摂取する必要があるアミノ酸です。

納豆は積極的に食べたい食品ですね!

脂肪燃焼率が高くなる

納豆に含まれる栄養素は、脂肪燃焼を高める働きがありますよ!

納豆に含まれるビタミンB群は、糖質や脂質を分解してエネルギーに変えていく際のサポート役をしてくれますよ!

また、納豆の原料・大豆たんぱく(β-コングリシニン)には、脂肪の燃焼を促す働きがあることもわかってきました。

脂肪を体に貯めないためには、ビタミンB群β-コングリシニンは必要なのね!

アンチエイジング効果がある

大豆イソフラボンは肌や髪につやを与えてくれる効果が期待できますよ!

大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをしてくれる機能性成分です。

大豆を原材料とする納豆にもたくさん含まれていますよ!

大豆イソフラボンを摂ることで期待できる効果

  • 肌や髪につやを与えてくれる。
  • 自律神経を安定させる。
  • 更年期障害を和らげてくれる。

女性には嬉しい効果がたくさん!

腸内環境が整う

納豆菌食物繊維が腸内環境を整えてくれますよ!

納豆に含まれる納豆菌は生きたまま腸まで届くので、善玉菌を増やし消化を助ける働きもあるといわれています。

 納豆には食物繊維も含まれていて、便秘を防ぐ効果もありますよ!

善玉菌が好む海苔メカブなど水溶性食物繊維をあわせて一緒に食べると、腸内環境がさらによくなるでしょう!

ダイエット中でなくても、腸内環境を整えるのは大切ですね!

納豆を夜に食べる効果とメリット

ご飯と納豆が食卓に並んでいて、箸で納豆を持ち上げている画像

納豆は夜に食べると、健康的な生活をサポートするアミノ酸などの効果が期待できますよ!

納豆に含まれているタンパク質は多くのアミノ酸から構成されています。

このアミノ酸、夜に素晴らしい働きをしてくれるんですよ!

納豆を夜に食べるとどんな良いことが起こるのか、詳しく見てみましょう。

成長ホルモン分泌が上がる

納豆を夜に食べると、成長ホルモンの分泌を高めるアミノ酸の効果が期待できますよ!

大豆にはアルギニンというアミノ酸が含まれています。

アルギニンは体内でも合成できる非必須アミノ酸ですが、合成量が少ないので食事からも補うことがおすすめ!

アルギニンで高められる効果

  • 成長ホルモンの分泌。
  • 疲労回復効果や活力。
  • 筋肉の合成率。

成長ホルモンの分泌は、入眠後最初に発生するノンレム睡眠のタイミングで最も盛んになります。

納豆を夜に食べることで、ベストタイミングでアルギニン補給が可能になり、成長ホルモンの分泌が期待できますよ!

子どもにも食べさせたいですね!

寝つきが良くなる

納豆には「幸せホルモン」「睡眠ホルモン」の材料となる必須アミノ酸が多く含まれています!

納豆にはトリプトファンという必須アミノ酸が豊富に含まれていますよ!

トリプトファンが入眠しやすくなるホルモンを合成する流れはこちら!

  • 納豆を食べて必須アミノ酸トリプトファンを摂取。
  • 朝、トリプトファンからセロトニン(幸せホルモン)が合成される。
  • 夕方から夜にかけてセロトニンメラトニン(睡眠ホルモン)に変化し分泌がスタート。

メラトニンの分泌によって覚醒度が低下し、入眠しやすくなる効果が期待できると言われていますよ。

眠れない日にだけ食べるのではなく、毎日食べると効果があがりますよ!

血栓ができるのを防ぐ

納豆にはナットウキナーゼと呼ばれる、納豆菌が作るタンパク質を分解する酵素があります。

細菌(バクテリア)である納豆菌とは違うんですよ。

ナットウキナーゼの働き

  • 骨形成を促す。
  • 血栓を溶かす働きがある。

血液は夜中から朝方にかけて固まりやすい性質があります。

納豆を夜に食べると、血栓を溶かす働きがあるナットウキナーゼの効果が期待できますね!

ナットウキナーゼは熱に弱いので、加熱し過ぎに注意しましょう!

ダイエット効果が期待できるのは朝・夜どっち?

納豆を食べるタイミングは活動量を考えると朝がおすすめですが、栄養面や効果を考えると夜でもOK!

前のトピックでもお伝えしたように、納豆を夜に食べる場合はカロリーが増えないように、食べ方や量に気を付けましょう。

エネルギー消費量を考えると、活動量が増える朝に食べた方がダイエットには向いているかもしれません。

ただ、納豆は夜に食べる効果も期待できるので、朝にこだわらなくてもよいでしょう。

いつ食べるかというよりも、納豆だけに偏らないように食べる量に気を付けることが大切ですよ!

食事はバランスよく楽しく食べたいですね♪

夜に納豆を食べるときの太りにくい食べ方

お皿の上に時計がのっていて、ナイフとフォークをもった手がお皿の両横にある画像

ここからは、夜に納豆を食べても太りにくい方法をご紹介しますよ!

量やタイミング、一緒に食べるとおすすめの食品もご紹介するので是非試してみてくださいね。

夜に食べるときは1パックまで

納豆を夜に食べるときは1パック、1日では1~2パックがおすすめですよ!

いろいろな食品から栄養素を摂ることはとても大切!

納豆を夜に食べるときは、他の食品も取り入れることを考えて1パックまでにしましょう。

また、納豆をはじめ大豆加工品はプリン体を多く含みます。

プリン体の1日の目安は400mg、納豆1パックには約57mgのプリン体が含まれています。

プリン体の過剰摂取による病気

  • 痛風
  • 腎結石
  • 高尿酸血症

他の食べ物とのバランスなども考えると、一日1~2パックが適切ですよ!

食べるタイミングを工夫する

納豆を夜食として食べると太る原因になりますよ!

納豆に限らず、ダイエット中は夜遅い時間に食べることは控えましょう!

お腹がすいたから納豆だけと食べよう思っても、ついご飯も一緒に食べてしまう可能性は大ですよね?

納豆を夜に食べるときは、夕食の1品としてバランスよく食べて、眠る前に食べることは控えましょう!

納豆を夜に食べるとき・ダイエット中にもおすすめな食材

納豆を夜に食べるときやダイエット中には、トッピングに野菜や調味料を工夫することがおすすめ!

夜に納豆を食べるとき、パックのままポンと食卓に出すとなんとなく物悲しい・・・。

おそらく各ご家庭でも工夫されているレシピがあるのでは?

味はもちろん、食感やダイエット中ならカロリーなども気になるところ。

おすすめの食べ方をご紹介しますね!

納豆+キムチ

発酵食品 on 発酵食品!

腸内環境をばっちり整える組み合わせなので、ダイエット中にもぴったりですね。

夏の暑い日にはちょっと辛めの味が食欲をそそりますよ!

納豆+つるむらさき

野菜のつるむらさきと、つるむらさきのおひたしと納豆の和え物が、おお皿にのっている画像

我が家の定番、つるむらさきのトッピングです!

つるむらさきはβ-カロテンが豊富な緑黄色野菜、ネバネバ、コリコリした食感が納豆にピッタリですよ!

納豆+つるむらさき

  • お好みの量のつるむらさきを洗う。
  • 塩を少々入れた沸騰したお湯の中に根元から入れて1分茹でる。
  • 葉の部分までいれて、さらに1分茹でる。
  • 刻んで納豆と混ぜ、しょうゆや和風だしなどお好みの味をつける。

私は納豆3パックにつるむらさき3本くらいの割合で作ります!

食感があると満腹中枢を刺激してくれるので、ダイエット中にもおすすめですよ。

納豆+酢

納豆と酢の組み合わせは、ダイエット効果が上がるのでおすすめですよ!

酢納豆のダイエット効果

  • 血糖値の急激な上昇を抑える。
  • 腸の煽動運動を促し腸内環境が整う。
  • 代謝が上がる。

ポン酢やリンゴ酢などお好みで楽しめますね!

ポン酢を使ったダイエットレシピは「ポン酢は太る?」もチェックしてみてくださいね♪

納豆を夜に食べると太るのか・太りにくい食べ方のまとめ

納豆は低カロリー・低糖質なので、ダイエットや糖質制限に向いている食品です。

納豆を夜遅い時間に高カロリーなものと一緒に食べたり、食べ過ぎると太る場合があるので注意しましょう。

低カロリーだからと納豆ばかり食べるのではなく、バランスよく食べてダイエット効果を活かすことを意識しましょう。

納豆に含まれる栄養素の効果を考えると夜に食べるのはおすすめですが、カロリー消費量を考えると朝食べてもOK

納豆と一緒に食べる食品や調味料で工夫をするのはとても良いアイディアですよ!

納豆は毎日食べて、ダイエット効果が途切れないようにしたいですね!

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