夏本番、水分補給に欠かせないスポーツドリンク。
運動中や熱中症対策など、日常的に飲む機会も多いですよね。
そんなスポーツドリンクは、添加物や人工甘味料など成分内容が気になる方も多いと思います。
できれば体にいいスポーツドリンクを選んで、健康的に水分補給したいですよね。
添加物の少ない・人工甘味料不使用のスポーツドリンクやダイエット中におすすめな低カロリーなものまで紹介しますよ!
お家でも作れる無添加スポーツドリンクの作り方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
体にいいスポーツドリンクはどれ?選ぶ際のポイント
スポーツドリンクはいろんな種類がありますが、実際に選ぶ時に何がいいのか悩みませんか?
健康志向な方やお子様に与えるなら、体に悪い添加物を避けた、体にいいスポーツドリンクを選びたいですよね。
添加物の少ない・人工甘味料不使用なものが体にいいスポーツドリンクなのでしょうか?
ここでは、体にいいスポーツドリンクはどれなのか、選ぶ際のポイントを成分や特徴に触れながら解説していきます。
「アイソトニック」「ハイポトニック」の2種類がある
ご自身の体の状態に合わせて「アイソトニック」「ハイポトニック」2種類から効果的に選ぶ必要があります。
スポーツドリンクには2種類のタイプがあります。
それぞれの特徴について解説しますね。
運動前の補給には「アイソトニック」
水分・塩分・糖分のバランスが良く、吸収率が良いのが特徴です。
- 運動中ではない、安静時だと同じ浸透圧なので水分の吸収が速い。
- 糖質が多く含まれており、長時間の運動のエネルギー源になる。
サッカーなど長時間走り続けるような激しいスポーツにもアイソトニックのスポーツドリンクがおすすめです!
アイソトニックタイプのスポーツドリンク
- ポカリスエット
- アクエリアス
- グリーンダカラ
- ボディメンテ
など。
運動中の補給には「ハイポトニック」
運動中は、汗によって大量の水分が失われてしまいますよね。
水分を素早く摂取するために浸透圧の低いハイポトニックがおすすめです。
- 運動で大量に発汗した時に素早く水分補給が可能。
- 糖分が控えめで、低カロリーなので糖質制限中の方にも。
風邪や脱水症状にもハイポトニックがおすすめです!
ハイポトニックタイプのスポーツドリンク
- VAAMウォーター
- イオンウォーター
- アクエリアス ゼロ
- アミノバリュー
など。
自分に合うスポーツドリンクを選ぶ
運動中や熱中症対策、ダイエット中など今の自分のニーズに合わせたスポーツドリンクを選ぶのがポイント!
スポーツドリンクはご自身の状態から飲む種類を選ぶと効率良く水分補給ができ、体にいい状態になります。
- 運動前や安静時には「アイソトニック」
- 激しい運動中には「ハイポトニック」
- ダイエット中や糖質制限中には「ゼロカロリー」
- 熱中症対策には「経口補水液」「ハイポトニック」
体にいいスポーツドリンクを選ぶのは、今のご自身の体の状態に合う水分補給ができるかも重要です。
スポーツドリンクは体に悪い?添加物や人工甘味料による影響は
スポーツドリンクは常飲すると糖分の摂りすぎで体に悪いとされており、人工甘味料によって味覚障害のリスクにも。
スポーツドリンクは飲みやすい味わいのものが多く、日常的によく飲む方も多いのではないでしょうか。
スポーツドリンクは糖分と塩分が含まれているエネルギーが多い飲料です。
砂糖に置き換えると約30g・角砂糖6個分!
意外と糖分が多い飲料だということがわかりますね。
そして市販で売られているスポーツドリンクには、人工甘味料などの添加物が含まれているものが多いです。
例えばコカコーラから発売されている「アクエリアスゼロ」には人工甘味料が含まれています。
アクエリアスゼロに含まれている人工甘味料
- アセスルファムK
- 砂糖の約200倍の甘さ
- スクラロース
- 砂糖の約600倍の甘さ
砂糖よりも数百倍の甘さを持つ人工甘味料は、カロリーはなくても甘さを感じます。
人工甘味料など添加物が入ったスポーツドリンクは、1日1本〜2本くらいなら問題ないと言われています。
体に悪いわけではないのですが、体にいいというわけでもないので適度に摂取することが大切ですね。
「アクエリアスゼロは太る?体に悪いと言われている原因」も併せてチェックしてみてくださいね。
添加物の少ない・人工甘味料不使用のスポーツドリンク
添加物の少ない、人工甘味料不使用のスポーツドリンクを選んで、健康的に水分補給をしたい!
そんな方におすすめな体にいいスポーツドリンクをまとめました。
中には無添加なスポーツドリンクも!
好きな味わいのものを選んで、安心して水分補給をしていきましょう。
グリーンダカラ|サントリー
人工甘味料不使用!スッキリとした自然な甘さが特徴なスポーツドリンク。
子供から大人まで愛されるグリーンダカラは、素材へのこだわり・カラダ想いな設計で安心感があります。
グリーンダカラの原材料
果汁(ぶどう、レモン)、糖類(果糖、砂糖)、食塩、レモンエキス、シークワーサーエキス、うんしゅうみかんエキス、ゆずピール、ドライトマトエキス/香料、乳酸、塩化K、酸化防止剤(ビタミンC)
引用元:サントリー公式サイト
100mlあたりの栄養成分
エネルギー | 18kcal |
タンパク質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 4.4g |
食塩相当量 | 0.10g |
カリウム | 5〜15mg |
カルシウム | 0.1〜1mg |
マグネシウム | 0.1〜1mg |
アミノ酸 | 1〜10mg |
クエン酸 | 24mg |
リン | 1mg |
運動中や熱中症対策にも最適な設計なので、日常的に心地よく水分補給することができますね。
添加物は少ない原材料で、人工甘味料不使用なのでお子様にも与えやすいのが嬉しいポイントです!
ソルティライチ|キリン
塩と果物の組み合わせ!人工甘味料不使用な美味しい熱中症対策ドリンク!
タイ・チェンマイの暑さを乗り切るために作られる冷たいデザート「ローイゲーオ」からインスピレーションを受けたドリンク。
スポーツドリンクというと少し違うかもしれませんが、熱中症対策としての水分補給としておすすめな成分を含んでいます。
ライチやグレープフルーツのみずみずしい果実の甘さが美味しいので私も愛飲しています♩
パウチタイプもあるので、持ち運びや冷凍して楽しむのもおすすめです!
人工甘味料不使用かつ添加物の少ないスポーツドリンクなので、安心して美味しく水分補給ができますよ。
イオンウォーター|大塚製薬
人工甘味料不使用で、スッキリとした甘さ・低カロリーで日常飲用におすすめ!
汗をかいていない日常の場面に適したイオンバランスで作られているスポーツドリンクなので、普段使いにぴったり。
甘さは控えめで、スッキリとした後味が特徴です。
電解質組織は、お馴染みの青いパッケージ「ポカリスエット」と同じですが、カロリーは半分以下です。
添加物の少ない・人工甘味料不使用なスポーツドリンクなので、日常的に飲みたい人におすすめですよ!
「ポカリスエットは太る?ダイエット効果はあるのか」も併せてチェックしていてくださいね。
オーガニック スポーツドリンク|光食品
添加物・人工甘味料不使用な、安心安全オーガニックスポーツドリンク!
以下の添加物が不使用!
- 香料
- 保存料
- 着色料
- 酸味料
糖類不使用で、有機果汁と塩で作った有機JAS認定を受けた日本唯一のスポーツドリンクです。
一つ一つの原材料のこだわりがあり、健康志向な方に最もおすすめですよ!
運動前・運動中だけでなく、熱中症対策や風邪などの水分補給に最適です!
有機果汁の自然な甘さが爽やかでとても飲みやすいと評判が高いスポーツドリンクですよ♩
ダイエット中におすすめな低カロリースポーツドリンク
糖分が多いイメージのスポーツドリンクですが、ダイエット中でも美味しく水分補給したい!
そんな方におすすめな低カロリーなスポーツドリンクをご紹介します。
甘さは控えめでも満足感のあるスポーツドリンクをまとめてみました。
ダイエット中や糖質制限されている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
アクエリアスゼロ|コカコーラ
人工甘味料は使われていますが、ダイエット中に最適なゼロカロリースポーツドリンク!
発汗で失われるミネラルの補給や、脂肪燃焼に効果的なカルニチンが配合されています。
燃焼系成分は、ダイエット中の方には嬉しいポイントですね!
日常時や運動中など、さまざまなシーンでの水分補給におすすめです。
アクエリアスゼロの原材料
果糖(米国製造又はトルコ製造)、食塩、L-カルニチンL-酒石酸塩/香料、クエン酸、クエン酸Na、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、塩化K、硫酸Mg、乳酸Ca、酸化防止剤(ビタミンC)
引用元:コカコーラ公式サイト
100mlあたりの栄養成分
エネルギー | 0kcal |
タンパク質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 0.7g |
食塩相当量 | 0.1g |
カリウム | 9mg |
マグネシウム | 1.2mg |
L-カルニチン | 10mg |
スーパーH2O|アサヒ
低カロリー・低糖質で、スポーツドリンク特有の甘さが苦手な方におすすめ!
熱中症対策や運動中に素早く水分補給したい時に最適です。
甘さは控えめ・少々薄味なのが特徴なので、後味スッキリを求める方におすすめですよ。
ダイエット中でも罪悪感なく、水分補給できるスポーツドリンクです。
スーパーH2Oの原材料
果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、塩化Na/酸味料、香料、乳酸Ca、甘味料(アセスルファムK)、塩化K、塩化Mg、酸化防止剤(V.C)
引用元:アサヒ飲料公式サイト
100mlあたりの栄養成分
エネルギー | 12kcal |
タンパク質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 2.9g |
食塩相当量 | 0.1g |
ナトリウム | 40mg |
カリウム | 4.6mg |
リン | 1mg未満 |
カルシウム | 1.3mg |
マグネシウム | 0.6mg |
VAAMウォーター|明治
体を動かし、体脂肪の減少をサポートする「特定保健用食品」スポーツドリンク!
特定保健用食品(通称:トクホ)とは?
特保(特定保健用食品)とは、生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含む食品のことです。消費者庁長官の許可を得ることにより、特定の保健の用途に適する旨を表示できるようになります。
引用元|国立保健医療科学院
ダイエット中に特におすすめなのが、VAAMウォーター。
脂肪燃焼に効果的な成分が配合されており、ゼロカロリーなのも嬉しいポイントですね!
スッキリ美味しく飲めるよう、味わいも「レモン」「アップル」と選べます!
ダイエット中のお供にぴったりですね。
お家で作れる!スポーツドリンクの作り方
スポーツドリンクの作り方はとっても簡単!家にあるものだけで作成できますよ!
スポーツドリンクは、運動など汗をかいて失われた水分や電解質を補給するために飲みます。
汗をかくと、水分だけでなくナトリウムも失われ、体に水分が吸収されにくくなってしまいますよ。
- 塩分によって、ナトリウムを摂取する。
- 糖分によって、エネルギー補給する。
塩分、糖分両方を摂取することで、水分の吸収を早める役割を持ちます。
添加物や人工甘味料不使用な体にいいスポーツドリンクを基本のレシピと砂糖なしのレシピ、注意点をご紹介しますね。
基本のレシピ
お家で作れる無添加スポーツドリンクの作り方をご紹介します!
材料(約500ml分)
- 水 500ml
- ミネラルウォーターでも水道水でもOK!
- 塩 1.5g
- できれば天然塩を使用する。
- 砂糖 20g
- 上白糖でも三温糖でもOK!
- レモン汁 20cc
手順
- 少量の水と塩・砂糖・レモン汁をしっかり混ぜてよく溶かします。
- 溶けにくい場合は、少しぬるま湯にして、溶かしていきましょう。
- 残りの水を足してよく溶かしたら完成!
小さなお子様と一緒に作ることができるくらい簡単ですね!
砂糖なしのレシピ
- 上白糖のような砂糖を使うのは抵抗がある…!
- できれば無糖で作りたい!
という方は砂糖なしのレシピを試してみてください。
糖分はハチミツで代用!スポーツドリンクの作り方
材料(約500ml分)
- 水 500ml
- 塩 1.5g
- ハチミツ 大さじ2〜3
- レモン汁 20cc
作り方
- ハチミツは溶けにくいので、少量のお湯を使って全ての材料を溶かします。
- 残りの水を加えて、冷蔵庫で冷やして飲み頃になったら完成!
- お湯・氷水で合計500mlにして作ると時短ですぐ飲めます。
ハチミツは白砂糖よりも低カロリーかつ、栄養満点!
エネルギーチャージにも最適で、夏バテ予防にもおすすめなんですよ♩
無糖のスポーツドリンクの作り方
材料(約500ml分)
- 水 500ml
- 塩 1.5g
- レモン汁 20cc
作り方
- 全ての材料をしっかり混ぜ合わせて完成!
砂糖やハチミツのような甘味が無いので、虫歯の心配もなく塩分チャージが可能です。
思い立ったらすぐできるレシピなので、試しやすいですね。
自作スポーツドリンクの注意点
塩分と糖分のバランスが重要!塩と砂糖の量はアレンジしないのがポイントです。
自作スポーツドリンクは、材料の増減やアレンジが可能です。
もっと甘くしたくて砂糖を多めに入れたり、塩分をしっかりチャージしたいから塩を多めにするのはNGです。
上記でご紹介したように、塩分と糖分両方をバランスよく摂取することで、水分の吸収を早める役割を持ちます。
自作スポーツドリンクは目分量で作らないよう、注意してくださいね。
体にいいスポーツドリンクはどれ?まとめ
今回は体にいいスポーツドリンクはどれなのか、選ぶ際のポイントをメインにご紹介しました。
安静時、運動中、熱中症対策など、目的に合ったスポーツドリンクを選ぶことが「体にいい」に繋がるでしょう。
健康志向な方や、小さなお子様に与えるなら添加物の少ない・人工甘味料不使用のスポーツドリンクを選ぶのもおすすめです。
添加物の少ない・人工甘味料不使用のスポーツドリンク
- グリーンダカラ|サントリー
- ソルティライチ|キリン
- イオンウォーター|大塚製薬
ダイエット中におすすめな低カロリースポーツドリンク
- アクエリアスゼロ|コカコーラー
- スーパーH2O|アサヒ
また、スポーツドリンクの作り方を参考にして体にいいスポーツドリンクを自作するのもいいですよ♩
暑い夏は特に意識したい水分補給。
ぜひこの記事を参考にして、ご自身に合うスポーツドリンクを見つけてください!