もやし一袋は食べ過ぎ?200gのカロリーや糖質・食べ方の注意点も解説

もやし一袋は食べ過ぎ?200gのカロリーや糖質・食べ方の注意点も解説

食品の値段がどんどん上がっている昨今、お手頃価格のもやしが大活躍!

もやしは一袋におよそ200g入っていて、料理のボリュームアップにも最適ですよね。

安いから家計にも嬉しいけれど、もやし一袋は食べ過ぎじゃない?

もやし一袋は食べ過ぎなのか、カロリーや糖質の数字を見ながらじっくり解説します。

もやしのダイエット効果や、食べ方の注意点もあわせてご紹介しますよ!

目次

もやしを一日一袋は食べ過ぎ?

山盛りのもやしの入ったお皿がテーブルの上にのっている画像

もやしは一袋200g食べても食べ過ぎにはなりませんよ!

もやしは栄養豊富なうえ低カロリー・低糖質なのでダイエット向きです。

簡単に料理のボリュームアップができる上、もやしのシャキシャキ食感で満足度も高くなりますよ♪

ダイエット向きならもう少しもやしを食べたいけど、一日どれくらいなら食べても良いんだろう?

それでは、まずはもやしの一日の適量を見てみましょう!

一日の摂取量の適量

もやし一日の適量は100g〜200gです。

もやしに限らず、一つの食品を食べ過ぎると栄養に偏りが生じてしまいます。

健康的にダイエットをするには栄養バランスを整える必要があるので、もやしの食べ過ぎには注意しましょう。

もやしを二袋以上食べると満腹感が強くなり、他の食品を食べられなくなるかもしれません。

他の食材と組み合わせて摂取することを考えると、もやしは多くても一日一袋までにしておきましょうね。

一袋200gのカロリー・糖質

もやし一袋200gのカロリー・糖質

  • カロリー 28kcal
  • 糖質 5.2g
もやし200gの栄養成分表示の画像

一袋200gでもカロリー・糖質ともに低いですね!

種類別にカロリー・糖質を比べてみると・・・

可食部100gあたりカロリー糖質
緑豆もやし15kcal1.3g
ブラックマッペもやし17kcal1.3g
大豆もやし29kcal0.2g
参考:もやし生産者協会HP

大豆もやしはカロリーは高いけれど、糖質は少ないですね!

食べ方によっては太る

もやしの味が淡泊なので、一緒に調理する食材や調味料によっては太る場合がありますよ!

もやしは90%以上が水分でできているので、味がうすいです。

そのためついつい調味料の味を濃くしたり、かけすぎたりすることが多くなりがち。

その上一緒に調理する食材によってはカロリーが高くなり、もやしのダイエット効果が薄れてしまうことも。

またもやしは腹持ちが悪いため、間食が多くなって太る可能性がありますよ!

いくらもやし料理でカロリーオフしても、お腹が空いて間食をしてしまうと意味がないですよね。

もやし料理全体で摂取カロリーや糖質を考えないとね!

調味料のカロリーは「ポン酢は太る?」も参考にして下さいね♪

もやしを食べ過ぎると起こるデメリット

たくさんのもやしが拡大された画像

もやしを食べ過ぎると、体調不良や栄養バランスが崩れる可能性がありますよ!

お値段も手ごろ、低カロリー・低糖質で料理のかさ増しにもなるなんて、ダイエットにぴったり!

どんどん食べたいところですが、気を付けるべきポイントがありますよ。

これからご紹介するもやしの食べ過ぎで起こるデメリットに気をつけて、健康的なダイエットを心がけましょう。

消化不良で腹痛や下痢になる可能性

食物繊維が豊富なので、消化不良による腹痛や下痢を起こす危険性がありますよ。

もやしには食物繊維がたくさん含まれています。

食物繊維は便秘や腸内環境を整えてくれる栄養成分ですが、多く摂りすぎると消化不良を起こす場合がありますよ。

その結果、腹痛や下痢を起こすことがあるので注意しましょう。

便秘解消に食べ過ぎると、もっと体調が悪くなってしまうかも・・・

栄養が偏る

もやしばかり食べることで、栄養バランスが崩れて体調不良になる可能性がありますよ。

食事はバランスが大切です。

たくさんの食材からとる栄養素の相互作用から、健康的な体は作られていきますよ。

また、バラエティ豊かな食事から得られる楽しみは、心身ともに重要なポイント!

偏ったダイエット方法で体調が崩れてしまっては本末転倒ですよね?

ダイエット中でも食べることを楽しみましょう!

アレルギーのリスク

大豆アレルギーがある方は食べる量に注意しましょう。

もやしだけに限らず、一つの食材を食べ続けるとアレルギーが発症する場合があります。

アレルギーのリスクを避けるためにも、もやしばかりをたくさん食べるのは避けたいですね。

すでに大豆アレルギーがある方は大豆もやしは避けた方がよいでしょう。

アレルギーで不安なことがあったらお医者様に相談するのがベスト!

もやしのダイエット効果

もやしは低カロリーな上、ダイエットに嬉しい効果があるんですよ!

もやしのダイエット効果とは…

  • むくみ解消
  • 便秘予防、改善
  • 血糖値上昇の抑制

詳しく見ていきましょう!

むくみを解消する

もやしに含まれるカリウムが、むくみを解消してくれます。

むくみはダイエットの大敵!

むくみによって体内の老廃物の排出が滞り、逆に太る原因になってしまうんです。

カリウムは、むくみの原因である体内の余分な水分や塩分を、尿として体外に排出する働きがありますよ。

もやしにはカリウムが豊富に含まれているので、積極的に摂りたいですね。

むくみには利尿作用の高い緑豆もやしがおすすめです。

便秘予防や改善になる

もやしは食物繊維が豊富で、便秘の予防や改善になります。

ダイエット中は、食事の量を調整するので便秘になりがちですよね。

もやしには水溶性食物繊維不溶性食物繊維がバランスよく含まれるので、便秘の予防や改善になるんです!

  • 水溶性食物繊維とは
    • 便をやわらかくして排便しやすくする
  • 不溶性食物繊維とは
    • 腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にし、便通を促進する

便秘になると代謝が悪くなるので、老廃物をため込みやすくなり痩せにくい体に・・・

2種の食物繊維を含むもやしを食べることで、便秘の予防改善腸内環境を整える作用が期待できますよ。

食物繊維はもやしの根っこに多く含まれているので、きれいだったら取らずに食べるとGood♪

便秘解消には食物繊維豊富な大豆もやしがおすすめです。

血糖値の急上昇を抑える

もやしに含まれる食物繊維には、血糖値の上昇を抑える働きがあります。

前述したように、もやしには食物繊維が豊富に含まれていますよ。

特に水溶性食物繊維には、糖質の吸収を遅らせて血糖値の急激な上昇を防ぐ働きがあるんです。

血糖値が急上昇すると、インスリンというホルモンが大量に分泌されます。

このインスリンは糖を脂肪に変え、体に蓄える働きがありますよ。

血糖値の急上昇は、肥満の原因になるんです!

食物繊維豊富なもやしを最初に食べることで、血糖値の急上昇を防ぎ肥満を予防することができますよ♪

シャキシャキした食感のもやしは、よく噛むので食べ過ぎも予防できますね!

もやしを毎日食べる栄養効果

もやしにはダイエット効果が期待できる栄養成分が含まれていますよ♪

ダイエット効果が期待できるもやしの栄養成分はこちら!

  • 食物繊維
  • たんぱく質
  • ビタミンC
  • ビタミンB2
  • カリウム
  • アスパラギン酸

たんぱく質が入っているのは意外!

それぞれの栄養素の働きを見てみましょう!

糖質・脂質の代謝をサポートする

もやしに含まれるビタミンB2は脂質の代謝を助け、皮膚や髪などの細胞に欠かせない栄養素です。

ビタミンB2は魚介類や肉類に多く含まれている栄養素ですが、もやしにも含まれていますよ!

ビタミンB2の働きはこちら!

  • 糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーに変える際に必要。
  • 皮膚や髪、爪などの細胞の再生。

ビタミンB2が不足していると、エネルギーの生産が間に合わずなんだか疲れが取れないという状態になります。

でも、過剰摂取すると尿と一緒に排出されてしまうので、一度に食べるのではなく小分けにして食べましょう。

毎日コツコツ食べるのがおすすめ!

免疫力を上げる

もやしに含まれるビタミンCの抗酸化作用が、風邪など病気の予防になりますよ!

美肌効果でよく知られるビタミンC、免疫力アップにも効果がありますよ!

抗酸化作用とは?

  • 体内にある活性酸素を消去したり無効化すること。

ビタミンCの働きはこちら!

  • 老化を防ぐ。
  • 免疫力を高めて病気にかかりにくくする。
  • ストレスを和らげる。
  • 皮膚や血管、骨など細胞と細胞をつなげるコラーゲンの育成に必要。

もやしの中でもブラックマッペもやしに多く含まれていますよ!

疲労回復効果がある

アスパラギン酸は疲労回復効果が期待できますよ!

アスパラギン酸は、名前の通りアスパラガスに多く含まれるアミノ酸。

もやしには、アスパラギン酸がアスパラガスより多く含まれていますよ!

アスパラギン酸の効果はこちら

  • カリウムなどミネラルの吸収を高める働きがあり、むくみ解消を助ける。
  • 疲労のもとになる乳酸をエネルギーに変える。
  • 新陳代謝を活発にする。

栄養ドリンクにも含まれているんですよ!

もやしを一袋200g食べる時の注意点

カロリーをスマホで計算をしながら、サラダボウルに入ったサラダを食べようとしている画像

もやしは一緒に調理する食材を工夫すると、ダイエット効果が期待できますよ!

栄養豊富でダイエット効果があるもやし、どんどん使いたい食材ですよね。

もやしのボリューム感や栄養素を上手に取り入れた、太らない食べ方をご紹介しますね!

栄養価の高いもやしを選ぶ

新鮮なもやしは、より栄養価が高くておすすめです!

もやしを買うなら、より新鮮なものを買いたいですよね。

より新鮮栄養価の高いもやしの選び方が知りたい!

ポイントは4つ!

  • 茎の状態
    • 全体的に白く、透明感のあるものを選びましょう。
    • 茎やひげ根が茶色や黒っぽくなっているものは、鮮度が低いです。
  • ツヤやハリ
    • もやしの袋を持った時に、硬さを感じるものを選びましょう。
    • 柔らかいもの、袋に水が溜まっているものは、鮮度が低いです。
  • 豆の状態(大豆もやし)
    • きれいな淡黄色で、豆の開いていないものを選びましょう。
    • 豆が開いているものは、鮮度が低いです。
  • 消費期限
    • できるだけ遠いものを選びましょう。

購入後は、できるだけ早く食べるのもポイントですよ!

これらを参考に、新鮮で栄養価の高いもやしを選んでくださいね♪

低カロリーの調味料を使う

もやしは調味料のカロリーも考えて調理しましょう!

もやしそのものの味が薄いため、ついつい味のこってりした調味料を使ってしまいがち。

油や味の濃い調味料はカロリーも多いので、使い過ぎないように気を付けましょう。

おすすめの調味料はこちら!

  • お酢
    • ドレッシングのかわりに使ってカロリーOFF。
  • すりごま
    • ごま油よりもカロリーが少ない。
  • ブラックペッパー
    • ピリッとした辛さでアクセントに。

低カロリー・低糖質のもやしの良いところを活かせるように調味料を選べるとよいですね♪

たんぱく質と組み合わせる

もやしとたんぱく質を一緒に調理し、腹持ちをよくすると食べ過ぎ防止になりますよ!

もやしは水分が多いので、腹持ちが悪くすぐにお腹がすいてしまうことがあります。

その結果、間食が多くなり摂取カロリーが増えてしまう・・・ということにもなりかねませんね?

腹持ちがよいと感じるポイント

  • 消化がゆっくりである。
  • 血糖値上昇が穏やか。
  • たんぱく質食物繊維が豊富。
  • よく噛むこと。

たんぱく質の多い肉や魚、豆などと一緒に料理をすれば、腹持ちがよくなりダイエット効果も期待できますよ!

麺類の代わりに使う

麺類の代わりにもやしを使うと、糖質を抑えることができますよ!

主食となるごはんや麺類は糖質が多いのが特徴。

ダイエット中は食事に含まれる糖質に気を付けることが大切です。

低糖質のもやしは麺類の代わりに使いやすい食材なので、上手に活用しましょう!

ラーメンの麺を少なくして、もやしでボリュームアップもいいですね!

もやしダイエットに最適なアレンジレシピ

フライパンでのもやしを炒めている画像

もやしの太りにくい食べ方のポイントを押さえて、ダイエットに効果があるレシピをご紹介しますね。

腹持ちをよくするためにはたんぱく質と組み合わせることがポイント!

もやしの栄養素をしっかり取り込めるように、調理方法を工夫してみましょう。

もやしとひき肉の炒め物

腹持ちがよくなるようにたんぱく質をプラスしたメニューです!

材料(2人分)

  • もやし 一袋
  • ひき肉 200g(脂肪が少ない豚肉や鶏むね肉がおすすめ)
  • コチュジャン 大さじ2
  • みりん 大さじ2
  • しょうゆ 小さじ2
  • 料理酒 小さじ2

作り方   

  • 調味料はあわせておく。
  • 熱したフライパンにごま油をひき、ひき肉を中火で炒める。
  • 火が通ったら、もやしと調味料を加えて汁気がなくなるまで炒める。

ピリ辛なので、ご飯の上にのせてもOK!

もやしと塩昆布の和え物

おもやしと塩昆布の和え物がお皿に盛りつけられている画像

塩昆布・白すりごまの風味でシンプルだけど美味しい!

あっという間にできるのでお弁当にも便利ですよ♪

材料(2人分)

  • もやし 200g
  • 塩昆布 大さじ2
  • ポン酢 小さじ1
  • 白すりごま 大さじ2

作り方  

  • 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、もやしをさっとゆでる。
  • ゆであがったもやしを水にさらした後、水気を切るため軽く絞る。
  • 水気を絞ったもやしと塩昆布・調味料を混ぜる。(調味料はご自分のお好みで調整してください。)

もやしの栄養素を壊さないように、さっとゆでるのがコツ!

もやしの中華風スープ

もやしの中華風スープがお皿に盛りつけられている画像

もやしに含まれるビタミンB2は水溶性なので、スープなどに使うと栄養素がそのまま取り込めますよ!

材料(2人分)   

  • 水 400cc
  • もやし 100g
  • 卵 1個
  • 中華風スープの素 小さじ4(必要量はメーカーの指示に合わせてください。)
  • 片栗粉 大さじ1
  • お好みでねぎの小口切り・しょうが

作り方   

  • 水400ccを鍋に入れ沸騰させ、中華風スープの素を入れる。
  • スープの素が溶けたら、もやしを入れひと煮立ちさせる。
  • 水大さじ2で溶いた片栗粉を入れとろみをつける。
  • 卵を溶き、スープに回し入れたらすぐ火を止めて蓋をする。
  • 器に盛りつけるときに、しょうがのすりおろし、ねぎの小口入りを入れる。

もやしの根元のひげにも栄養が含まれているので、きれいならそのまま使いましょう!

もやし一袋200gは食べ過ぎなのか・効果や食べ方の注意点まとめ

もやし一日の適量は100g~200gなので、一袋200gは食べ過ぎではありません。

もやしは低カロリー・低糖質でたくさん栄養素が含まれており、ダイエットに向いています。

しかし、一緒に調理する食材や調味料のカロリーや糖質が高いと、太る原因になりますよ。

食べ過ぎは太る原因になるだけでなく、体調不良やアレルギーの心配に繋がるので、適量を守って食べることがおすすめ。

もやしは一日一袋200gまでにしておきましょう。

もやしの栄養効果を最大限に活かすために、食べ方や調理方法を工夫するとダイエット効果が期待できますよ!

家計にもダイエットにも嬉しい『もやし』、上手に使いたいですね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次