1923年から販売されている黄金糖、誰もが一度は食べたことのある昔ながらのキャンディですよね。
砂糖と水飴を原料としている黄金糖や純露は、飴の種類としてはべっこう飴と同じと言えるでしょう。
シンプルな原材料ですが、安心して食べ過ぎても太ることや、体に悪い影響はないのでしょうか？
砂糖・水飴のみで作られているのですから、糖質は気になるところですよね？
1個あたりのカロリーなども詳しく見ていきましょう！
黄金糖（べっこう飴・純露）の食べ過ぎは体に悪い
黄金糖を食べ過ぎると、糖尿病や腹痛・下痢など体に悪い影響が出る場合がありますよ！
いろんな食材をバランスよく食べること、ダイエット中だけでなく普段の食生活でも大切ですよね？
黄金糖は食べた量がそのまま糖質を摂取することになるので、食べ過ぎは体に悪い影響がでてしまうこともありますよ！
どんな症状があるのか詳しくご紹介しますね。
糖尿病のリスクも
黄金糖の原料は砂糖と水飴、いずれも糖質のため過剰摂取は血糖値の急激な上昇を招きます。
一時的にたくさん黄金糖を食べてもすぐに糖尿病になることはありませんが、血糖値の乱れは糖尿病リスクを高める場合がありますよ。
すでに糖尿病の方は食べる量を気をつけましょう！
腹痛や下痢
甘い食べ物や飲み物に含まれる糖分は、小腸で消化や吸収がされず、大腸で発酵する特徴があるんですよ！
この糖類の総称はFODMAP(フォドマップ)と言われています。
FODMAP(フォドマップ)とは・・・小腸で消化吸収されず、大腸で発酵性を有する糖質の総称。
- F(fermentable) : 発酵性の糖質
- O(oligosaccharides) : オリゴ糖
- D(disaccharides) : 二糖類
- M(monosaccharide) : 単糖類
- P(polypls) : 糖アルコール
FODMAP(フォドマップ)がどのようにおなかの調子を悪くしてしまうのか、わかりやすくまとめてみました！
- 口から摂取した食べ物が食道→胃→小腸へ送られる。
- 消化酵素で分解された糖質は小腸で吸収される。
- FODMAPは吸収が悪いため小腸内で濃度が増える。
- FODMAPの濃度を薄めるため、大量の水分が小腸内に引き込まれる。
- 水でいっぱいになった小腸は刺激を受け、煽動運動が過剰になる。→ 腹痛・下痢を引き起こす。
- 吸収されなかったFODMAPが大腸に到達する。
- 大腸内の腸内細菌のえさとなり、大腸内で過剰な発酵を起こす。→ ガスの発生・膨張感・便秘。
日ごろからおなかの調子に自信がない人は、食べ過ぎに要注意ですよ！
虫歯
虫歯菌のえさは糖質なんですよ！
キャンディーなど甘いものを摂る習慣のある人は、虫歯菌のえさをたくさん摂っていることになり、口内環境によくありません。
黄金糖や間食を食べた後は定期的に歯磨きを行わないと、虫歯や歯周病の原因になりますよ！
私は飴を食べ過ぎると、口の中が切れるときがあります。口内炎になってしまうことも・・・
吐き気
黄金糖の食べ過ぎは糖分を大量に摂取することになり、急激な血糖値の変化が起こりやすくなるので注意しましょう。
急激に上がった血糖値を下げるために、インスリンが過剰に分泌されて血糖値を下げ過ぎてしまうことがあります。
血糖値の乱高下が…
- 倦怠感や眠気
- 空腹
- 頭痛
- 吐き気
- 不安感
といった症状を引き起こしますよ。
ついつい食べ過ぎちゃうことが、体調不良に繋がるのね・・・
添加物は含まれていない
黄金糖は添加物は一切不使用、金型にも離型油を塗らないこだわりの独自製法で作られていますよ！
体に悪い影響はいくつかご紹介しましたが、気になる成分はどうでしょうか。
黄金糖の原材料は「砂糖」と「水飴」のみというシンプルさ。
綺麗な黄金色は、着色料や香料を一切使わず、天然の色付きなんですよ♩
添加物が一切入ってないなら体に良さそうだし、太る可能性も低そう！
と思いますよね！
次の見出しでは黄金糖が太るのかについて解説していきます。
添加物が含まれていないという点でいえば、お子様にも安心して与えられるのが嬉しいポイントですね！
黄金糖は太る？
黄金糖は糖質100％なので、食べ過ぎると太る場合がありますよ！
黄金糖のパッケージ裏の栄養成分表示を見ると非常にシンプル、炭水化物4.7gとあります。
糖質は炭水化物から食物繊維を引いたものですから、黄金糖は糖質100％ということになりますよ。
さて、糖質100％の黄金糖を食べ過ぎるとどうなるのか、カロリーなどの数字とあわせて詳しく見ていきましょう！
黄金糖(べっこう飴・純露)1個あたりのカロリーや糖質
| 名称(重さ) | カロリー | 糖質 |
| 黄金糖(4.7g) | 19kcal | 4.7g |
| 純露(4.9g) | 19kcal | 4.8g |
1個あたりのカロリー・糖質は、黄金糖も純露もほとんど同じですね！
どちらもカロリー・糖質ともにそれほど高くはありませんが、糖質100％なので食べた分がそのまま糖質摂取量になります。
黄金糖や純露が好きな人は食べた個数をきちんと把握して、ダイエット中の糖質量に気をつけましょう！
食べ過ぎは太る
1個のカロリーが低いから大丈夫とついつい食べてしまうと、気が付かないうちにカロリー摂取過多になりかねません。
糖質制限では1日に摂取する糖質を130グラム以内に抑えることが推奨されています。
黄金糖を1日10個食べた場合、190kcal・糖質は47gも摂取することになってしまうので、食べ過ぎには注意しましょう！
黄金糖の太りにくく効果的な食べ方
黄金糖の食べる量やタイミングを工夫すると、太りにくくなりますよ！
食べすぎると体に悪い黄金糖ですが、食べ過ぎがよくないことは黄金糖に限ったことではありませんよね。
食べる量とタイミングを上手く調整すれば、体調を崩すことなくダイエットに効果をもたらしてくれますよ！
1日に5～6個まで
1日の摂取量に決まりはありませんが、1日の目安量は5個程度にしましょう。
黄金糖を1日5個食べたときのカロリー・糖質は・・・
- 総カロリー 95kcal
- 糖質 23.5g
成人の一般的な間食目安カロリーは1日120kcal～200kcalなので、5個だったらカロリーオーバーすることはありませんね！
ダイエット中には程よい間食ですね！
食べるタイミング
疲れたときや気分を変えたいときに食べることが、黄金糖の栄養素を活かすタイミングですよ！
また、黄金糖に限らず、飴は口の中で舐めることによって糖類が歯の表面に付着します。
口さみしいからと長時間舐め続けていたりすると、虫歯になるリスクも高くなってしまいますよ！
気分にメリハリをつける食べ方を選びましょう！
黄金糖を適量食べて得られる効果
黄金糖を食べると、脳の活性化やストレス解消など心身によい影響がありますよ！
約100年の歴史を誇る黄金糖、ロングセラーにはきっと選ばれる理由があるはずですよね♪
黄金糖を食べるときの注意ポイントを押さえつつ、ここからは黄金糖を食べて得られる効果をご紹介していきますね！
のどにいい
黄金糖を舐めることで唾液の分泌が促進され、ウイルスから予防の効果が期待されます。
しかし、黄金糖は喉のケアを目的とした商品ではありません。
特に喉を意識して黄金糖を食べたい場合は、「黄金糖のど専用飴」を選ぶとよいでしょう。
いろいろ種類があるから、自分の好みで選ぶことが出来て嬉しい！
脳の活性化
黄金糖の主成分として砂糖が使用されており、その中にはブドウ糖が存在します。
ブドウ糖は脳がエネルギーとして利用する栄養素であり、脳の機能を高める効果がありますよ。
忙しい日常や学習の際、疲れを感じたときに摂取するのがおすすめです。
仕事に疲れたときに食べるのもよいですね！
小腹が満たされる
私たちが空腹を感じるときは、血糖値が低下したときです。
黄金糖は糖質が高いので血糖値を上げやすい食品の一つですし、1個のカロリーは高くないので、小腹を満たすにはピッタリですよ！
おなかがすいたな、何か食べたいなと思ったときは、黄金糖1個をゆっくり舐めてみましょう。
これはダイエットにも効果がありそう！
ストレス解消
飴をなめることによりエンドルフィンというホルモンが分泌され、緊張した体と心をリラックスさせる効果がありますよ！
また、仕事中に気分転換をしたいとき、職場の状況によって席を外しにくいときは、席で手軽になめられるため息抜きができますよね！
黄金糖は疲れた体に必要な糖分を、手軽に急速補給できるうえに、気分転換にもピッタリなんですよ。
やっと色々終わった
— かえで (@KaeDe4630) June 27, 2024
勉強頑張ろ。お供は黄金糖ですな pic.twitter.com/QsQTwvueQs
【まとめ】黄金糖（べっこう雨・純露）は食べ過ぎると体に悪い
今回は、黄金糖（べっこう雨・純露）は食べ過ぎると体に悪いのか、太るのかについてご紹介しました。
黄金糖は、食べ過ぎると体に悪い影響があります。
食べ過ぎはおなかの調子が悪くなったり、虫歯にもなったり健康リスクがありますよ。
黄金糖や純露は飴の種類としてはべっこう飴と同じで、原料は砂糖・水飴だけで作られています。
原材料は、シンプルな「砂糖」と「水飴」のみで添加物は含まれていません！
添加物は含まれていないので安心しますが、黄金糖は糖質100％なので、食べ過ぎると太ることがありますよ！
食べ過ぎを防ぐためにも、1個あたりのカロリーを把握して適量を食べることを意識しましょう。
のどにいい黄金糖が欲しいときは、黄金糖のど専用飴のシリーズから選ぶとよいですね。
黄金糖の特徴がわかれば、健康的で太ることのない食べ方ができますよ！
100年続くロングセラー商品、これからも健康的においしく食べたいですね♪